Archive for 4月, 2013
[ PSoC5-EVB ] 試作。
by cronos on 4月.07, 2013, under PSoC
以前、PSoC5の味見を目的にユニバーサル基板にQFNのPSoC5を載せて
SDカードをシリアルポート経由で読み書きするようなテスト回路を作って遊んだ。
SDカードの読み書きが出来るってのはとても素晴らしい事だと思ったので
PSoC5(3も載るけどね)用のDIP化ボードを作ってみた。
CPUはPSoC5 (3も、5LPも載るよ)
USB-UART I/F搭載(非絶縁)
MicroSDカードスロット搭載
SDカードアクセスLED x1 (GPIOへ接続)
デバッグ用LED x2 (GPIOへ接続)
電源3.3~15V入力(逆接続保護回路内蔵)
3.3V 0.8A出力 DC-DCコンバータ搭載
クリスタルオシレータ(16.0MHz)搭載
基板サイズは25 x 50mm
とまぁ、手持ちの回路総動員で、なるべくコンパクトになるように目指した。
外に出るGPIOは24本で、3.3Vの電源出力もある。
今回もSeeed Studioの基板製造サービスを使ったのだけど
最近Seeedさん、4層基板を始めたので今回はそれを使ってみた。
なので両面基板の時に常に悩みの種となる電源配線が相当ラクになった。
10pinのJTAG対応I/Fを載せたのだけど、デバッガとの間にケーブルは必要だわ
地味に場所喰うわであんまり良いこと無かったので、次のリビジョンを起こす時は
5pinのSWD対応I/Fで設計しようと思ってる。
今の所、頒布と同時に回路図、PSoC Creatorのプロジェクト一式を公開する予定。
みんなに便利に使って貰えたら幸い。
8/27追記
PSoC5ボードの情報を纏めたページを作りました。
ここ。
[DCDC180-HP] でけた。
by cronos on 4月.07, 2013, under SW電源
以前、切手(くらいの)サイズのニキシー管用昇圧電源を作った。
あの時は180V 1W出力だったんだが、今作ろうとしているプロジェクトには
出力が不足するようなので、もうちょっとパワーが取れる電源を
作ろうかなと始めてみた。
1Wのは電源をUSBから取る前提で設計したので5V入力だった。
変換効率は約75%くらい。
今回は、出力が大きくなるので入力電圧を上げ、12Vとしてみた。
ダイナミック点灯で使う事を前提として設計したので、出力Cはフィルムで。
効率としては80%前後を期待して。
ちょうど、秋月で売ってる小さいブレッドボードに乗っかるサイズ。
ICのデータシートの数式から、約10Wの出力が取れる計算だったんだが
出来上がってみたら、ぴったり半分の出力しか出ない。
よく式を見てみたら、出力電力を計算する式が電力を1/2するの抜けてる。
インダクタを充電する時、電流は右肩上がりの三角波になるのだけど
そこを矩形波としてモデリングしてるんだ。 そりゃエネルギ倍になるわ。
という事で約5W出力、変換効率は概ね計算通りの83%前後。
私の目的には合っていないので作り直しだけど、頒布はしてみようと思う。